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『クローバーコイン』と仮想通貨の違いは?

ちょくちょく名前を目にすることがある「クローバーコイン」
実はこの通貨、厳密にいえば仮想通貨ではありません。
本記事では、そんなクローバーコインと仮想通貨の違いについて解説しつつ、クローバーコインと関係の深いリップルやビジネスモデルについても触れていきます。

仮想通貨とは?クローバーコインとの違いについて

クローバーコインのロゴを加工
電子マネーやアプリ内通貨など、「オンラインにおける貨幣の代替手段」としての通貨は数多く存在していますが、『仮想通貨』は、それとはまた異なる通貨です。なぜなら、一般的に仮想通貨と呼ばれるものは、世に存在する多くの通貨(円やドル・ユーロなど)と同等の信頼性・価値を持っているためです。

本記事で解説するクローバーコインもこの「仮想通貨」に含まれるのですが、クローバーコインは「仮想通貨」としての価値よりも、「リップル(XRP)の資産保全」としての価値に重きをおいた通貨です。つまり、他の仮想通貨に交換できるという側面を持ちながら、クローバーコイン自体の価値も持つという2つの価値を有している通貨といえます。

ざっくりと説明しましたが、この「クローバーコイン」とは、具体的にどういった通貨なのでしょうか?以下で詳しく解説していきましょう。

クローバーコインとは?

考えている人
クローバーコインは、北海道に拠点を構える「48(よつば)ホールディングス」が発行しているものです。社長の淡路明人氏が仕掛け、全国各地でセミナーを開催しながら、徐々に会員数を増やしています。

このコインの特徴は、先ほども説明したとおり、ソフトウェア開発企業『Ripple Inc.』が提供する仮想通貨「リップル(XRP)」の資産保全ができるという点です。リップルは、2017年9月現在でビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)に次ぐ、世界第三位のシェアを持つ仮想通貨。

仮想通貨としては、貨幣から貨幣への橋渡しを行う「ブリッジ通貨」として非常に高い信頼性を得ているなど、価値がある程度安定している部類に入る通貨です。このリップルの価値が、間接的にクローバーコインとしての価値となっています。

仮想通貨との違い1:クローバーコインは「リップル」の価値保全を行う

PCを使っている人
このように、『クローバーコイン』は、クローバーコイン自体の価値を持つとともに、20%の「リップル(XRP)」の価値も保有する仮想通貨と公表されています。つまり、リップルの価値が高まれば、クローバーコインの価値も上がるという仕組みです。

リップル(XRP)は、先ほども説明した通り一定量の質が担保されています。価値が高騰しにくいという側面はありますが、大きく値下がる心配がない「安定した仮想通貨」として高い評価を得ている仮想通貨のひとつです。

クローバーコインを発行・運営する「48(よつば)ホールディングス」は、このリップル(XRP)を仕入れ、保全することで、クローバーコインの価値を保全していると発表しています。

仮想通貨との違い2:「ビジネスモデル」

考えている人
クローバーコインは、XRPを保全すると共に、その収益性を「MLMビジネス」の形態で登録者にもたらしています。登録者に紹介された人が一口3万円でクローバーコインのポジションを買うと、そのうち60%が紹介者報酬として、紹介者に分配されることになります。

このように、MLMで収益を発生させるのがクローバーコインのビジネスモデルとしてはメインで、あくまでXRPの資産保全は「保険」としての役割であるのが特徴です。そのため、クローバーコイン自体の価値が上がれば、前述したMLMビジネスと合わせ、3つの価値が生まれることに繋がります。

新たに発表された「新クローバーコイン」は仮想通貨

クローバーコインのロゴを加工
このように、仮想通貨と比較して2つの大きな違いを持つ「クローバーコイン」ですが、48(よつば)ホールディングスが新たに発表した「新クローバーコイン」は、純粋な仮想通貨としての価値を持つものになっています。

新クローバーコインは、「クローバーアプリ」や「Masterカード」でクローバーコインをチャージできるようになり、同時に決済や現金化も可能になる模様です。この更新によって、新クローバーコインが仮想通貨としての価値を持ち、市場に流通させつつクローバーコインの需要を高めていくことが狙いとのこと。

ただし、「新クローバーコイン」に関しては、XRPの資産保全としての価値を持たないらしく、こちらは既存のクローバーコインとまた異なった路線で展開されていくことが発表されています。

まとめ

クローバーコインと仮想通貨の違いは、「リップルの資産保全としての価値を持つ」ことと、「仮想通貨として以外のビジネスモデルが存在する」という2点。他にも、クローバーコイン自体は大きな価値を持たないこと、クローバーコインの価値は実質XRPに依存しているということなどが挙げられます。

クローバーコインが仕掛けるビジネスは、まだまだ新しく、果たしてマーケットにどう受け入れられていくのか予想できません。これからの動きが気になるところです。